昔、ハワイに行ったとき、文房具店で「Things To Do Today」という
ミニポスターを見つけたことがあります。
毎日、やることを書き出して机の前にでも貼り付けておく、
子供向けのTo
Do List なんですね。
漫画風のタイポグラフィとカラーペーパーの雰囲気がいかにも子供向けだったので、
アメリカの子供たちはこんなツールを使っているのかと、感心した覚えがあります。
それから数年後、山根一真さんが火をつけたファイロファックスブーム、
バイブルサイズのシステム手帳が大流行しました。
広告業界とかファッション業界とか、出版社や放送局…みんな打ち合わせというと
あの分厚いバイブルバインダーをめくりにくそうに開いて、中央のリングがじゃまで
書き込みなんかも一苦労。でも自作のリフィルなんかも入れてぱんぱんメタボ。
そのファイロファクスのリフィルの中にDon't ForgetというTo Do Listの専用リフィルがありました。「忘れんなョ」って。
当時のシステム手帳のブームの中で、タイムマネジメント研究者の人たちが
いっときアメリカのデイタイマー社のシステム手帳を紹介し、販売していました。
そのとき、僕もデイタイマー手帳を購入しました。
デイタイマーのラインナップは、月別の分冊になったポケットダイアリーや
バイブルサイズや変則的なA5サイズのものなどがあって、いろいろ試してみました。
A5といっても、左右を少し裁ってあり、7つ穴のバインダーに納められていました。
デイタイマーの基本フォーマットは、
@最大24時間の予定と実際に行ったことを記録するフォーム、
Appointment &
Scheduled Events、
A将来的な予定を書き込む欄、そしてやるべきことをすべて書き出す
To Be Done Today、
Bそしてその日にあった出来事を記録しておく
Daily Record、
Cそしてその日の買い物と出費記録
Expense &
Reinbursement Record
以上の4ブロックで構成されています。